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もったいない2013年8月20日

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大阪府堺市が20年間 預かりっぱなしの名車 50台が市の給食センターの倉庫に
ひっそりと眠っているらしい。
20年前 コレクターが死去されたあと 奥様が堺市に寄贈されたようです。
当時の評価額は3億5000万円
もちろん評価額に対して相続税が発生する。
フェラーリやポルシェの最近のモデルならすぐに販売は可能
すぐに現金化できる。
でも これだけマニアックな車は販売するのが難しい。まして50台完売は困難。
評価額に対しての相続税支払額に 全部売っても達しない可能性もある。
寄贈すれば相続税対象から外れる
だから 堺市に寄贈されたのでしょう。

日本の相続税制度は高すぎる シンガポールやオーストラリアには相続税が無い
親に頼るな! はいい事ですが 相続税はやっかい
今後一部の政治家が提唱する 相続税対象が100パーセントになり 全く控除がなくなると
5000万円のマイホームを購入して一家の大黒柱が不慮の事故で亡くなれば
残された嫁さんと子供2人は家を出なければならない事も起こりえる。

つまり 土地と現金すべてに相続税が課せられ 土地と現金を巻き上げ
税金とって 残ったお金を残された3人に
「これだけ 返してやるよ なんとか3人でやっていけよ あばよ」
てな具合になる。
なんてひどい話なんだ!

話を戻すと
これだけの名車 堺市も早く 次のマニアに適正な金額で譲り 名車が復活する事を望みます