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富士山 その52013年9月5日

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地上1気圧 気温20度で タイヤ内空気温度20度 タイヤの空気圧を2キロにセットすば

標高2000m 0.78気圧地点で タイヤ内空気温度が20度なら

絶対圧力 3キロ-0.78キロ=2.22キロ

でも 全開で駆け上がっている僕の車のタイヤ内温度は何度なんだろう?

サーキットで走れば タイヤ表面温度は80度に達する

ブレーキローターの表面温度は400度近くなるので(摩擦面は一部600度以上)

熱伝導でホイールも100度弱になっている。

計った事はありませんが タイヤ内空気温度は90度ぐらいでしょうか。

サーキットで

「ホイールやタイヤはこんなに高温なのに タイヤ内空気は抜くと冷たいよ不思議だね」

といわれた事がある

「不思議じゃないよ。 タイヤ内の空気も同じように高温だよ」

タイヤ内は圧力がかかっている。 気体は圧力から開放される際に温度が下がる

エアコンや冷蔵庫もこのシャルルの法則を用いている

コンプレッサーで圧縮された高温の気体を圧縮したままコンデンサーで冷やす

冷やされた高圧の気体をエキスパンションバルブで一気に放出

そして エバポレーターがキンキンに冷える

それと同じでタイヤ内の空気はタイヤ内では熱いけど

エアーバルブからいっきに放出されたエアーは冷たい。

 

さて 2000mの高地でがんがん攻めまくった 僕のタイヤ内空気温度は

90度になっていたとする。

そしたら 空気圧はどれだけ上がっていたのだろう?

つづく