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富士山 その92013年9月12日

①空気圧が上昇しない?

②タイヤに窒素を充填すれば 乗り心地がよくなる?

③燃費がよくなる?

 

①は解決済み

タイヤ~1

 

②はなぜか?

適正空気圧は車と扁平率により様々ですが

乗用車で205/55r16のタイヤを装着しているベンツであれば

2.2キロ~2.5キロがベスト

そして乗り心地は 2.2キロより2.5キロの方が硬く感じる

季節と走行状況によりますが

夏に2.2キロに設定して 走行すれば2.4から2.5キロ近くまでタイヤ内圧力は上昇します

湿気が無いボンベから窒素をタイヤ内に充填していたほうが少しでもタイヤ内

圧力上昇は少ない

だから 窒素を充填すれば わずかですが 乗り心地が上がったような感覚になる

でも わずかで 乗り心地を体感する事ができるのかな?

でもこんな事もありました

以前 70歳代の奥様の感覚がすごいと思った事があります

車検を終え 納車  そして3日後にお電話で

「車検から帰ってきたベンツなんですが 乗り心地が悪くなっているんだけど

ちょっと 再度点検してみて」

と電話がありました

油脂類の交換とベルト エアクリーナー ブレーキパッドの交換をいたしましたが

乗り心地に影響する整備は今回行っていない なんでだ?

困ったな? なんでだろう?

取りに行ったら 運転される ご主人さんは 「わしは わからんが 女房が言うんじゃ」

「まあ もう一度みてやってよ」

505

乗り心地で関係してくる部分で今回 調整した場所は空気圧しかない

空気圧を再度確認すると 車検後に2.5キロに調整してあり そのまま問題なく2.5キロ

でも原因は空気圧しかないので 2.2キロに設定して再び納車

そして1週間後 僕から恐る恐る℡

「どうですか?」

奥様「ありがとう 直してくれたのね 乗り心地は改善されて快適だわ

どこを直してくれたの?」

ほっとしました。

そして 奥様に空気圧のお話を説明

「あら それだけなの そうそう いつも私達ガソリンスタンドで 空気圧は2キロで

お願いします と いつも言ってるの 」

助手席に乗られる奥様は ほんのわずかな空気圧の違いを感じられていたのです

だから②はタイヤ内圧上昇の少なさで乗り心地が良くなったことを

みなさん 体験されるのでしょう。

 

③は理論から考えれば逆になる

タイヤ内圧が高ければ転がり抵抗が少なくなり 燃費はアップする

それなら 湿気を帯びた普通の圧縮空気をタイヤ内に充填したほうが

圧力上昇が大きいので 窒素より燃費がいいはず

なのに なぜか?

●タイヤの空気圧調整を怠っていて 空気圧が少なかった時の燃費よりも

たまたま窒素を注入して空気圧を適正にした後の燃費が良かったから?

●タイヤを新調してタイヤショップに窒素をすすめられ

その後に燃費がよくなり 窒素を入れたからだ とかん違い?

 

たぶん 思い込みなんでしょう。

理論から言えば 窒素充填で燃費が上がるとは考えられない

だから③は間違いのはず と結論付けていいかな?

 

なんで 窒素が持てはやされるか?

ただ窒素ボンベが安全な上 一番安いんです。

 

つづく・・・