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COX C20 フロントピロアッパーに交換2013年9月27日

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コックスコンプリートカー

元々はコックスさんのデモカー兼テストカーだったようです。

今はKさんが乗っています

今回はアッパーマウントをピロにしたい のご要望

狙いは ゴムブッシュの逃げをなくし ダイレクトにステアリングから

タイヤの動きを感じ取ることが目的

 

 

 

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これは ロアアームのピロ

 

 

 

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ロアアームブッシュは前回 すでにピロ化済み

ここは結構かわる。

富士スピードウエイの200キロオーバーからのブレーキングでは

ここがピロですと ブレーキングポイントが全く違う

もしノーマルのゴムのロアアームブッシュで フルブレーキングすれば

ゴムのフロントロアアームブッシュに全体重がかかり

アライメント変化が激しくなり  路面に適正なタイヤ圧力を

かける事が不可能となり 結果的に制動距離が伸びてしまうのです

しかし ここがピロなら ブレーキングのコントロール性が増すのはもちろんの事

適正なタイヤ圧力を路面にかける割合が格段に増え 結果的に制動距離が短くなるのです

 

 

 

 

 

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そして 今回はショックアブソーバーのゴムのアッパーマウントを

ピロアッパーマウントに変更します。

コックス製のオーリンズベースショックはノーマル形状で大径ですので

ピロのスプリングアッパーシートを改造します。

アルミでカラーを製作しました そしてノーマル形状スプリングの大径に

合うように 大径アッパーシートを圧入

これで ノーマル形状用に改造完了

左が直巻き用   右がノーマル形状用に改造済み

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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なぜ 今回高価なグラウンドコントロールキャンバープレートを購入したのか?

汎用のピロのほうが 装着だけは安く出来るけど ショックのストロークが確保できないのです。

 

ヴェンチュラー号のように ショックアブソーバーのシャフトをチューニングすれば

問題ありませんが、  今回のようにノーマル形状のショックを装着するのであれば

このピロを装着しないと ストロークの容量が狭まり フルストローク時に

底つきを起こす可能性があるからです。

 

 

 

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左がグラウンドコントロール製  右が汎用ピロ

 

ショックの取り付け位置がこれだけ違ってくるのです

 

フロント回りの大きく動く部分のピロ化は完了しました。

ハンドリングが楽しみですね