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最高速2013年5月24日

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Mさんから 富士の最高速が10キロ弱遅くなった なんでだろう? の質問
ターボチューンをしているジェッタは時速約250キロでる。

以前はインチダウンして 205/55/16 BBS軽量ホイールを装着していました
そこから 225/45/17の軽量ホイール仕様に変更したのです。

最高速が落ちた原因で考えられる事は
●タイヤが太くなった事で走行抵抗が増えた
●オフセットが外に出る上 タイヤも太くなり バンパーで隠れているタイヤ部分が外に張り出し
風の抵抗を受けやすくなった。
特に回転しているものに、まともに風があたれば抵抗が倍増する
タイヤむき出しのF1よりもタイヤが完全に隠れているCカーでは最高速はCカーに軍配が上がる
●インチアップによりホイールとタイヤの合計重量が増えた

など考えられますが 10キロ近くも変わるのか?

ブリジストンの205/55/16は外径629mm
ミシュランの225/45/17は外径634mm

新品でも外径で5mm違う
今まで使用していたブリジストンが4mm減っていたら外径は629mm-4mm×2=621mm
ミシュランの新品は634mm

もしブリジストンでメーター読みで250キロを表示していたら

新品ミシュランでは 250×621π÷634π=244.873

抵抗や重量などを考えず 計算上では メーター読みで5キロの誤差が生じます
その上 45よりも55のほうが たわむのでもう少しメーター読みで差が出るかもしれない。

抵抗や重量増の影響で実際に 最高速が実測で2キロから3キロ落ちていたら
メーター読みでは10キロ近く落ちるかもしれないのかな?

実測の最高速を上げるだけなら空気圧を3.5キロほど注入してアタックすれば
走行抵抗が減るので最高速はどれぐらいかはわかりませんがアップしますよね。

ゴルフⅤGTIカップでは 、流す意味ではなく 走行抵抗を減らす目的で
リアは4キロも入れていました。

昔ポカールレースで富士ではミラーを倒し ワイパーは縦に立てて 空気抵抗を減らしている
車両が何台かありました。 実際雨のレースではポカール車両はグランドスタンド前付近で
風の抵抗でワイパーが立ったまま下に戻らないのです。そして1コーナーブレーキングが始まり
ブレーキの途中でワイパーが動き出すのです。モーターが焼けるのがいやなので、僕はワイパーが
止まったらスイッチを切って1コーナーを過ぎたらまたスイッチを入れていました。
ゴルフⅤGTIカップではワイパーモーターの性能も上がり 止まりませんでした。
でも ワイパーが下りるとき200キロオーバーでは モーターにかなりの負担がかかるでしょうね。

テンション的に考えれば メーター読みが下がれば ちょと残念ですよね(笑)