お笑いではなく 強靭な肉体があって できる技ですね

お笑いではなく 強靭な肉体があって できる技ですね
エンジンをかけたら カチャカチャカチャとタペットの音が激しいんだ
直して欲しい
のご依頼
このお車は フルオリジナルで極上の個体
タペットの音さえ直れば 超極上になる
インマニを取外し タペットカバーを取外し カムシャフトを取り外す
タペットを16個交換すれば音が直るのは確実ですが
1個 9720円もする
16個も買ってられない
なんとかしよう
ならば
暖めたオイルに浸け洗い
透明なオイルがみるみる 黒くなってきた
そして この部分を 棒で押すと 真っ黒のオイルが 出てきた
あられちゃんがウンチを ツンツクツン するように ここを 押し続ける
中のオイルがきれいになるまで 押し続ける
最初は硬かったけど ピストンの動きが軽くなってきた
タペットの構造
上の部屋にオイルが充填され 中心の部分のピストンが油圧で押されて
カムシャフトとタペットのクリアランスを最適に保つ構造
オイルの入り口は一つ
そこから オイルが入り 中のピストンを押す
ブレーキキャリパーのようになっている
だから 循環はしない
長年のスラッジがタペット内にたまりピストンの動きを悪くしていたのでしょう
エンジンに組み付けて エンジンスタート!
おおお!!
静かになった。
一旦冷やして 再び始動
静かだ♪
足回りやエンジン調整 タペット調整などを終えて 本日納車です
このお車は
2ペダルのATなんです
昭和48年式の 新車ワンオーナー
40年以上も前のお車なんです。
今ではお孫さんが受け継がれ 大事に乗られております
初代オーナーのお爺様は
関西では絶大な人気を誇る
大阪お土産グッズでは人気絶大
様々なお菓子メーカーとコラボ
ストラップもある
靴下もある(笑)
阪神タイガースともコラボしている!
スマホケースもある
新潟県とも仲良くしている
市民のために頑張っている
CMにも出演している
食い倒れ太郎さんは 様々な業態にコラボされ 今も尚 大阪を代表する人気者
太郎さん 頑張ってください!
ヴェンチュラーの2階にはレーシングスーツを着た レーサー ベン太郎がいます。
クリスマスには サンタさんの格好をしてくれたんです
去年のレーサー ベン太郎です。
6月には傘を持たし 7月には浮き輪をします。
ベルトが切れて そのベルトがクランクプーリーに巻きつき
ベルトがムチのようになり オートマチックトランスミッションオイルクーラーホースを
破壊して ATオイルが漏れ セーフティーモードになり ドライブにも入らなくなった故障
原因は
パワステポンプのプーリーが割れ
この破損からすべてが始まった
このプーリーは樹脂製
経年劣化なのでしょう。
もちろん軽いし コスト削減にも貢献しているのでしょうけど
ここはケチらずに アルミのほうがいいです。
クランクプーリーに巻きついたベルトがエンジンルーム内で暴れ回り
ATのホースもちぎれていました
ATホースを新品にして
ATオイルを交換
動き出した!
各プーリーの検査も終わり あとはベルトを組むだけ
ゴールデンウイーク前には納車できます。
お待たせしております
BMW F10型(5シリーズ)のアルピナ
「浜崎君 やっぱ ブレーキは我慢できんわ
もったいないけど 汚れないパッドに交換しといて
キャリパーも汚れとる シルバーに塗装して綺麗にしといて」
のご依頼
まだ走行1000キロの新車 パッドは新品同様
しかし ホイールとキャリパーはもう汚れている
前後ともマーヴェラスのノンダストに交換してキャリパーはシルバーに塗装して
ピッカピカです!
もうこれで 汚れない 安心です
オーナーは報徳の2個上の先輩
優秀な報徳生なので 今ではドクター
僕のクラスでは 阪大2名 神戸大1名 大阪市大1名 府大1名 信州大1名(浪人) 琉球大1名(浪人)
記憶では 29名中 国公立は7名だった
トップの特待生 河瀬は 共通一次で1000点満点で900近くたたき出したのに
絶対浪人はできないから と滑り止め?で阪大に入学していた
僕は29名中28番で卒業(笑) 落ちこぼれでした
最近の報徳は東大生が ついに誕生したと聞きます レベルがあがっているな
先日 たまに飲みにいく居酒屋のお子さんも報徳出身ときき 話していたら
なんと 京大を卒業して 大手に就職しているとの事
報徳すばらしい!
いままで 地デジをつないでいませんでした(笑)
だから DVDとゲームはできましたが
テレビが見ることが出来ない
一度電気屋さんに 地デジアンテナ設置までお願いしたらおいくらですか?
と 問い合わせたら チュナー別で 10万円ぐらい との返答
じゃあ 自分でやろうと 思い
マスプロアンテナを購入して
2階の待合室から線を取り出し 屋上まで配線
アンテナ 設置
台風でも飛んでいかないように ボルトナット留めでがっちり
テレビが見れるようになりました
設置配線時間 2時間 部品代金合計16000円
テレビ台も自作
壁も 以前 コーナンで漆喰を買ってきて自分で塗りました
皆様 お待ちになるときは是非 テレビをみながらおくつろぎ下さい
2005年式 カップカーの車検です
この車は 2005年 2006年の ゴルフGTIカップジャパンのヴェンチュラー号
この車には苦しめられました
2006年は茂木では10位や菅生でも5位など かなり低迷していたのです。
トップから予選はいつも1秒遅れ
なにが原因がわからない。 診断機でもエラーが検出されない
悩み続けました
2006年最終戦 筑波
いろいろな事を試してきましたが
やっと原因がつかめ エアフロセンサーを交換して出場
見事ポールツーフィニッシュ!優勝!
そして完全復活したカップカーは いまでは Nさんに大事に乗ってもらっています
今回はタイミングベルト交換やDSGオイルの交換の整備をしております。
日曜日には完成いたします。
僕が小学校1年の時 路面電車はなくなりました 約40年前
ここは業平橋付近
今
ここは国道2号線から甲子園球場方面に分かれている分岐点
神戸銀行の場所には 三井住友銀行がある
神戸銀行は太陽銀行と合併して 太陽神戸銀行となる
太陽神戸銀行と三井銀行が合併して 太陽神戸三井銀行となる
太陽神戸三井銀行は さくら銀行に改称する
さくら銀行は住友銀行と合併して三井住友銀行となった
歴史ですね
その 分岐点から甲子園に向かうと
ここは 阪神電車の甲子園駅との交差部分
懐かしいですね
どこを通っていたか?
どちらも 南側から撮った写真
この2つの写真から検証すると
ここを通っていたのですね
なつかしい!
組みあがったけど 基準のバルブタイミングの数値がわからない
調べましょう
これはヴェンチュラーゴルフⅡが以前使用していた シュリックのカムシャフトの調整表
300度 フルリフト時 クランク角105度
表の1mmリフトバルブタイミング 75+45+180=300度
そしてカムシャフトフルリフト クランク角は
300÷2-45(1mmリフト)=105度(フルリフト時)
でこの表の計算があう
みなさんに カムの図で説明したいのですが
ちょっと このブログで簡単に説明するのがむつかしいです
ヴェンチュラーゴルフⅡの今は パイパーの赤丸の290度のカムシャフト
もちろん この調整表も計算があう
カムシャフトが1mmタペットを押している時にクランクの角度がどれだけ動いているかで
調整していきます。そして フルリフト時の角度の測り方は
フルリフト前 フルリフト後 付近の角度の中心をとります。
そうしなければ フルリフト時にはダイヤルゲージの動きが悪く
フルリフトの数値が正確に読めない
ただし 左右対称カムの場合のみです。
だから バルブの開き始めの調整値も一般的に1mmリフト時の値が調整値となります
つまり 911ターボの純正の基準の値を知りたいのです。
もちろん車検証にも書いていないので
調べました
ありました
In. Open 3° After TDC (上死点後)
In. Close 37° After BDC (下死点後)
Ex. Open 27° Before BDC (下死点前)
Ex. Close 5° Before TDC (上死点前)
この数値から 911ターボのカムの度数がわかる
INは 180+37-3=214度
OUTは 180+27-5=202度
ターボだからカムシャフトの度数は低い
調整完了後 INのフルリフト時も確認 計測結果は110度
計算で算出すれば 214度÷2=107度
107度+In. Open 3° After TDC =110度
ぴったり これで間違いない
このカムは左右対称なんだ。
左右非対称のカムシャフトではフルリフトはこの計算では算出できない
どこで調整しているか?
ポルシェはピン式
ヴェンチュラー号は以前ピン式
中心付近にあるたくさんの穴にピンを入れて調整する。
このピン式のメリットは一度調整すればずれない
デメリットは調整に 一回一回取外すので時間がかかる
今のヴェンチュラー号のアジャスタブルプーリーは
このタイプ メリットは一回一回ベルトを外して取外さなくても5本の六角をゆるめれば
簡単に調整できる
デメリットは長年使用すればネジの延びなどで 六角がゆるみ ずれる可能性がある
レーシングカーなら頻繁にチェックするから問題ありませんが
一般車ではやはりピン式がおすすめでしょう。
調整も終わり 車に積み込み準備OK
本国オーダーの部品だらけだったので 時間がかかりました
お待たせしております